(スタッフの記憶編②)
◇ 15年前の3月11日 14時46分
あなたは、何をしていましたか?
15年前のあの日、私は小学1年生でした。
その日は学校が午前授業だったため、加須(埼玉県)の自宅で友達や妹たちと遊んでいました。
「それ」は本当に突然でした。
家全体が大きく揺れ、地震速報の音が鳴り響き、慌てて机の下に潜り込みました。
揺れはすぐには収まらず、今まで経験したことがないほど大きなものでした。
あの時感じた恐怖は、15年経った今でも強く印象に残っています。
(特に、あの独特の警報音は今でも耳の奥に残っています。)
揺れが収まった後、家の中を確認すると、至るところで家具が倒れ、机やタンスの引き出しが開き、
棚の物が床に落ちて散乱していました。
これまで経験したことのない光景が広がっていたのを覚えています。
その後、テレビのニュースで建物の倒壊や津波の、
これまで見たことのない大きな被害の映像を目にし、災害の恐ろしさを実感しました。
私はこれまで多くの人から、3.11の避難体験を聞く機会がありました。
その中には、福島県から加須に避難を余儀なくされた同い年の友人もいました。
その友人は「恐ろしかった」「もう二度と経験したくない」と声を震わせながら、避難の体験を何度も話してくれました。
その姿を、今でも鮮明に覚えています。
今思えば、この出来事は、私が福祉の道に進むきっかけになった大きな出来事の一つだったのかもしれません。
この15年間で、数えきれないほどの災害訓練に参加してきました。
数年前までは「自分の命は自分で守る」という意識でしたが、今の私には、大切な入居者様の命を守るという役割があります。
施設でも、年に数回、災害時を想定した訓練が行われています。
あの日の経験や、友人たちから聞いた実体験、そしてこの15年間で培ってきた防災への意識を忘れず、
これからの日々に活かしていきたいと思います。
自分の命、家族の命、そして入居者様の命を守れるよう、率先して行動できる職員であり続けたいと思います。