春を運ぶ笑顔 ~三春のひょっとこ踊り~

春のやわらかな光が差し込む日。

 

福島県郡山市より心温まる慰問があり、「三春のひょっとこ踊り」をご披露いただきました。

この踊りは、厳しい冬を乗り越え、春を呼び込む郷土芸能として、長年親しまれてきたものだそうです。

 

軽快なリズムが響き始めると、会場の空気は一気に明るくなり、入居者の皆さまも自然と体を揺らしながら、踊り手と一緒に楽しまれていました。
皆さまの表情には笑顔があふれ、まさに春の訪れを感じるひとときとなりました。

 

今年は東日本大震災から15年という節目の年です。
ことよりテラスのある埼玉県加須市は、震災当時、福島県から多くの方々が避難されてきた地域でもあります。
そのご縁を思い返しながら、こうして再び福島の皆さまとつながることができた時間は、私たちにとっても大変貴重なものとなりました。

 

お帰りの際。

ちょうど施設の桜が満開を迎えていました。

その桜をご覧になりながら、踊り手の方がこんなお話をしてくださいました。


「福島にも桜の名所はたくさんあります。特に『三春の滝桜』はとても有名で、本当に見応えがありますよ」

 

その言葉に福島の春の景色が思い浮かび、心がふわりと温かくなるのを感じました。
離れていても、こうして季節の美しさを分かち合えることは、何よりの喜びです。

 

このたびは遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございました。
皆さまが届けてくださった春の息吹に包まれ、とても楽しいひとときとなりました。